2024/03/22
穂香の里
夜間災害避難訓練、消防訓練
今回は毎回参加して下さっている消防設備、点検会社の方に加え、おかやま笑顔プロジェクト代表理事・防災士の村上様をお招きして夜間想定の避難訓練を行いました。
夜間の場合、穂香の里では夜勤者は小規模1名、特養2名、宿直1名の計4名しかいません。実際に4名で訓練をしてみました。(あとは見学者です)
まずは避難。1階のご利用者様を2階へ誘導します。
夜勤者はヘッドライト付きヘルメット・長靴を装着して誘導開始です。
2階夜勤者がリーダーとなり、指示を出します。逃げ遅れているご利用者様がいないか、ホワイトボードに避難の人数や情報等を書きだしていきます。
同時に職員招集に当たりヘルプで来れる職員に電話をかけていきます。
全員が確認でき、余裕があればカルテや薬、毛布、パソコンなどの物品を運びだします。
いろんなパターンの避難方法を村上様より指導していただきました。
左は防災担架。大柄な男性職員を女性だけで避難できるか試してみました。
男性職員は「ぜったい落とさないでよ」と怖がっていましたが、女性職員も必死です💦
右は布担架。体を包み込ませることで安定できます。
両側から抱える方法や、階段を1段ずつ運ぶ方法も学びました。
続いて消火訓練と配電盤の確認。
民間救急車🚑の見学。
中は酸素供給装置、吸入装置、各種モニターなど装備が充実しています。
運転席にも座らせてもらいました。椅子にシートが敷いてあるのは感染症予防の為だそうです。
村上様は能登半島地震のボランティアに4回参加しているそうです。
その時のお話を私達にしてくださいました。そして次の日も5回目の支援に行かれるそうです。このメッセージは被災地の施設で働いておられる職員向けに書かせてもらいました。