2021/06/04

中野けんせいえん

備えあれば憂いなし!防災訓練

こんにちは。

中野けんせいえんです。

梅雨の時期に入りじめじめと蒸し暑い日が続いています。

これからは長雨や台風など水災害への備えを意識しないといけない季節になりますね。

そこで今回は、5月の末に行った水災害に対する防災・避難訓練の様子をお伝えします。

中野けんせいえんは、2018年に発生した西日本豪雨災害で平島地域に甚大な被害をもたらした砂川の下流域に立地しています。

(写真は中野けんせいえん4階ベランダから撮影)

西日本豪雨災害以降、現在は中野地域でも砂川河川の改修工事が進んでおりますが、台風などの大雨の時はまだまだ油断が出来ない状態です。

そこで毎年この時期に総合防災訓練として、水災害対策の防災・避難訓練を行っています。

訓練の内容として、まずは施設の役職者それぞれが水災害発生前と発生時にどのような動きをするかの確認を行いました。

中野けんせいえんでは、台風などの被害が事前に予想できる場合は、1階のご入居者様の2階以上への避難場所と受け入れ先の調整をしておきます。

そして、大雨警戒レベル3「高齢者等避難」が発令された場合、即座にご入居者様の2階以上への非難を開始します。

夜間は特にベッドごとの避難誘導となることを想定して、実際にベッドを動かし移動中の注意点を確認しました。

場所によっては狭い扉などがあり、ベッドの頭を外さなとスムーズに通れない箇所があるためそれぞれの扉上にマーキングしています。

訓練を重ねるごとに、一刻を争う避難誘導へのアイディアが補足されています。

最後に、4階にある災害用食糧備蓄庫の食品の説明を管理栄養士・調理師さんから受けました。

災害は起こらないに越したことはありませんが、もしもの時のために日ごろから対策や訓練を行っていくことが大切ですね。

「備えあれば憂いなし」